当事務所では、月次決算書の作成を第1の優先事項としています。
月次決算とは、毎月決算をすることです。 今月の利益はいくらだったのか?赤字だったのか?会社に資金はいくら残っているか?を毎月理解することです。
これで一気に経営に対する緊張感が高まります。
真剣に数字を学ぶ必要性に気がつきます。通帳残高と資金繰り表だけで判断していたことが、いかに危険なことかがわかるからです。
データ入力に必要な資料を翌月5日までに用意していただければ、
10日前後には結果をお伝えできます。 そして、その結果を2時間かけて社長へじっくり説明することにしております。
現在の会計事務所の最大の欠点は、月次試算表の作成が1月も2月も遅れてようやく社長のもとに届くといった点であり、その説明もそこそこ・・・また、事務所によっては、月次試算表の束をお客様の会社へ送るだけ、といった所もあるくらいです。
今のような変化の目まぐるしい時代、1月先延ばしの経営判断が会社にとっての命取りとなりうるといっても過言ではありません。それにもかからず、その財務資料が数か月先でないと手に入らないのです。
これでは、会社の業績が良くなるわけがありません。つまり、会計事務所が会社の業績アップに貢献していないのです。
実際、アンケートで
「現在の会計事務所に満足しているか?」 と聞いてみると約70%の会社が満足していない、と回答している結果も出ているくらいです。
そして、その理由は、、、
1. 税理士や担当者の訪問や連絡等が1年で3回程度
(毎月、顧問料を払っているのに(怒))
2. うちの会社は儲かっているのか、損をしているのか、その説明が全くない!!
3. 税務申告の時だけ来て、税金がいくらといって申告書にサインをさせ、
納付書を置いていくだけ・・・
等々です。
そこで、当事務所では上記のような点を改善し、特に月次決算に力を入れて新規に会社を起こされた社長の力となるよう、次のようなタイムスケジュールで業務を行わせていただいております。
なお、月次決算書には、当事務所オリジナルの分析資料 (所長によるコメント付き) を添付致しております。
■ 月次決算の流れ