起業されて早数年、会社を作ろうか、どうしようか、いろいろ迷われている方も、多いと思います。 だって会社にすると、役所とかいろいろ面倒なことが起こりそうだし、お金もたくさん要るのでは?と考えて、今まで一歩踏み出せなかったという方も多いのではないでしょうか?
確かに多少の手続きは必要です。でも大概はそれを専門に引き受けている代行の方がいますし、
プロに任せれば何より安心です。 また、今ですとほんの20〜30万円もあれば、株式会社を作ることは可能なのです。
何より今成功されている方であれば、税金や保険料の負担が多額になってくるので、会社を設立するデメリットよりも会社を設立するメリットの方が圧倒的に高いと思うのです。
また、今後、会社の海外流出を防ぐため、会社の税金の軽減も予想されます。
以下、会社を設立するメリットを挙げてみます。
■ 会社を設立するメリット
@ 売り上げや利益が大きくなると、 個人のままでは、税負担が重くなります。
そこで、利益を会社の分と個人の分とに分けるのです。
個人の場合、利益が大きくなればなるほど税率が上がる仕組みになっているため、法人化により税率の高い部分が低く抑えられます。
A 家族役員への合法的な給与の支給ができるので、会社においても、給与が経費となり、税金の負担が少なくなります。
B 自宅を事務所として使用している場合、家賃を支払うことにより、会社において家賃が経費となり、これもまた、税金の負担が少なくなります。
C 今まで消費税を納められていた方は、会社の設立により2年間は合法的に消費税の免除が可能となります。
D 株式会社を設立し、代表取締役で、なおかつ社長という肩書きを名刺に付けることができ、 ネームバリューや取引先への信用度がアップします。
ざっと、考えてみただけでこの程度のことが可能です。そして現在のビジネスだけでなく、将来、複数のビジネスを考えられている方も多いと思います。軌道に乗り出した今こそ、
会社の設立を考えられてはいかがですか?
そして、それを判断する絶好の機会が確定申告なのです。プロに見てもらい、利益と税率の関係から会社設立の時期を決められるのが賢明かと思います。
もちろん、「まだ、いいよ」と先送りするという選択も考えられますが、その結果、遅すぎたがために余分な税金を支払うリスクがありますので、気になりだした時点でプロに相談するのが賢明かと思います。